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1−9 のぼりとは |
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のぼりとは、一般的に「縦長の布を竿に通して、立てて標識とするもの」のことをいいます。
のぼりの原形は、応仁の乱以前にはすでに存在していたと言われ、武家を象徴する旗として使用されていました。戦国武士たちは各々がのぼりを背にして戦うことで、敵と味方の区別をつけていたのです。
素材は綿(天竺)が主流ですが、お店の外に並べられ宣伝用に使用されるのぼりの素材は、雨にさらされても平気な耐水性のあるポリエステルが主流になっています。
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素材により、製造方法にも違いが出てきます。綿素材の場合、周囲のほつれをなくすため、全てミシン(三つ巻)加工を施します。ポリエステル素材は、周囲をヒートカット(熱裁断)してほつれを防止します。ただし、強風が吹きやすい場所で使用する場合は、ほつれの補強のため、ミシン(三つ巻)加工をする場合もあります。その後、乳布を取り付けてポールに取り付け、完成します。 |
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1-9-1 販促用のぼり |
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のぼりの代表的なものは、「大売出し」「本日特売日」「産地直送」などの文字があしらわれた、販売促進用ののぼりです。町を歩いていると、必ず目にするほどです。
販促用のぼりは、店の入り口や周辺に設置して、店名や取り扱っている商品についてアピールすることに役立っています。大きさは高さ1.8m×横60cmが標準サイズです。
現在販促用のぼりに使用される素材はポリエステルが主流ですが、その他、綿素材の天竺、金巾などを使用することもあります。 |
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1-9-2 寄席・役者・相撲のぼり |
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劇場や相撲場所などの賑やかな場所で用いられるのぼりは、別名「興行のぼり」とも言われています。
華やかな色使いのものが多く、のぼりの上部には家紋や軍配、中央には役者の名前や相撲部屋の名前が大書きされ、下部には送り主の名前が記入されるのが特徴です。ちなみに相撲のぼりでは、黒色を使うのは「黒星を連想させる」として、タブーになっています。
これらののぼりは販促用のぼりに比べて大きく、場所にもよりますがおよそ高さ5.4m×70cmが標準サイズとされています。 |
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1-9-3 神社・奉納のぼり |
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神社のぼりとは、年一回の大祭に氏子より奉納されるのぼりのこと。白地に黒文字で神社名が書かれ、墨染めであしらったシンプルなデザインのものが多く見られます。
奉納のぼりとは、町や村にある社やお稲荷様などにある、赤地に白い大文字をあしらったのぼりのことを言います。
大型の神社のぼりは、高さが8〜10mにもおよびます。奉納のぼりは高さ1.5m×35cm、1.8m×45cmなどのサイズがあります。 |
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