(1)シルクスクリーンプリント
用途…のぼり、のれん、横断幕、懸垂幕、ゼッケン、Tシャツ、トレーナー
スクリーン(絹などの素材)に、デザインを焼き付ける
↓
スクリーンを枠に固定
↓
インクを乗せる
↓
インクをスキージ(ゴムへら)で押し付ける
↓
完成
シルクスクリーンプリントとは、孔版(こうはん)印刷の一種で、版に穴をあけてインクを刷り込んでいう印刷方式です。身近なものとして、「プリントゴッコ」を想像すると分かりやすいでしょう。
絹(またはテトロンやナイロンなど)のスクリーンを枠に固定して、印刷に必要な部分以外のスクリーン目(繊維と繊維の間の穴)を塞ぎます。次に枠にインクを入れ、スキージ(ゴムへら)などで押し付けることで、インクがスクリーン目を通過して、下に置かれている布に転写できるのです。色数分(例えば、3色用いる場合は3回)を刷りつけると完成です。
シルクスクリーンでは顔料が用いられます。紙やビニールの場合は油性顔料ですが、この場合は水性顔料を使います。水性顔料は、薄い色からプリントすると濃色が淡色のほうへ侵食してしまうので、濃色からプリントしなければいけません。
スクリーン印刷の場合、版を一度作ってしまえば、同じものが何枚も印刷できるので、大量印刷に向いています。また耐光性に強く、色も鮮やかに染められ、雨で色落ちすることもありません。
シルクスクリーンには、手動と自動、2つのパターンがあります。
★ハンド(手動)シルクスクリーンプリント
ハンド(手動)スクリーンともいわれ、のれん(引幕)やのぼりなどに用いられる一般的なプリント方法です。
「長台」といわれる120cm×20m〜25mぐらいのプリント台を3列から4列に並べ、布地を固定して、型(版)を手動で移動してプリントします。その後、乾燥のため上に吊り上げます。
★オート(自動)シルクスクリーンプリント
ハンドと違い型(版)を定位置に固定して、移動ベルトに布地を置きます。その後、コンピュータ管理のもとで自動的に布地が動き、プリントされます。乾燥室に入り整反(長さを整えること)されるまでの工程も、すべて自動的に行われます。
|